福島県市町村要覧2023
章

56 浪江町

コード番号 075477 類型 T−1 

所在地/〒979−1592 双葉郡浪江町大字幾世橋字六反田7番地2
所在地標高/海抜 9.50m
TEL/0240−34−2111
FAX/0240−35−5352
URL/https://www.town.namie.fukushima.jp
キャッチフレーズ/夢と希望があふれ 住んでいたいまち 住んでみたいまち
花木鳥/コスモス 松 かもめ
PRキャラクター/うけどん PRキャラクター

三役、議長・副議長

区分

氏名

任期満了日

町長(1期) 吉田 栄光
(よしだ えいこう)
令和8年8月4日
副町長 山本 邦一
(やまもと くにひと)
令和8年12月16日
副町長 成井 祥
(なるい あきら)
令和8年3月31日
議長 平本 佳司
(ひらもと けいじ)
令和7年4月30日
副議長 山本 幸一郎
(やまもと こういちろう)
令和7年4月30日

概要

(自然条件)
 浜通りの中央に位置し、西は阿武隈山地をはじめとした山々に囲まれ、東は太平洋に接し本県の最東端になっている。請戸川や高瀬川渓谷など水資源にも恵まれており、平坦地は温暖な気候に恵まれ、積雪はほとんどない。

(産業・経済)
 人口・産業両面では双葉郡の中心的位置にある。町の中央をJR常磐線、国道6号が縦貫し、東西には国道114号が福島市に連絡している。平成23年3月11日に発生した東日本大震災及び原子力災害の影響により町の産業・経済に大きな被害を受けたが、常磐自動車道の全線開通に伴い、被災地の物流活性化や観光客の増加が見込まれ、復興の後押しとなることが期待されている。

(観光・文化)
 真っ青な太平洋と県立自然公園高瀬川渓谷、請戸川リバーライン・高瀬丈六公園の桜、東北一の鮭やな場の請戸川、高瀬川のアユ釣りなどの自然豊かな町である。また、350年以上続く伝統『大堀相馬焼』は「青ひび」、「走り駒」、「二重焼」という3つの特徴があり素朴な味わいと深みのある。そのほかにも、国認定重要美術品の大聖寺の銅鐘をはじめ請戸川、大柿ダムなどがある。

(伝統行事・伝統芸能)
 請戸漁港出初め式(1月2日)、裸参り(旧1月8日)、安波祭り(2月第3日曜日)、藤橋不動尊市(旧1月28日)、標葉郷相馬野馬追祭(7月下旬)、十日市(11月下旬)など

(特産品)
 大堀相馬焼、なみえ焼そば、地酒(3種類)、活魚、ほっき貝、白魚、小女子、トルコギキョウ、請戸川の鮭、梨、しいたけ、津島石、双葉牛、春菊、梅干、かぼちゃまんじゅうなど

(区域指定の現状等)
 平成29年3月31日に避難指示解除準備区域及び居住制限区域の避難指示が解除された。令和5年1月末現在、町内には1,964人1,199世帯が居住し、県内に12,203人、県外に5,948人が避難している。
 なお、帰還困難区域の避難指示は継続しているが、令和5年3月31日に特定復興再生拠点区域の避難指示が解除された。


R5年度重点事業

(震災関連)
○復興牧場整備事業

4,719百万円
○浪江駅周辺整備事業
4,506百万円
○木材製造拠点整備事業
1,137百万円
○上水道事業補助金
1,127百万円
○営農再開支援事業
983百万円
○埋蔵文化財発掘調査事業
908百万円
○防災拠点施設整備事業
890百万円
○棚塩RE100産業団地整備事業
761百万円
○復興海浜緑地(多目的広場)整備事業
655百万円
○ため池等放射性物質対策事業
636百万円
(震災以外)
○橋梁維持管理事業

178百万円
○認定こども園運営事業
125百万円

主な地域開発区域指定状況

辺地・過疎・山村・農産・特農・原発

人口・世帯数

区分

人口

うち15歳
未満人口

うち65歳以上
高齢者人口

世帯数

うち高齢者
単身世帯数

H17年国調 21,615人 3,123人 5,203人 6,984世帯 552世帯
H22年国調 20,905人 2,719人 5,548人 7,176世帯 643世帯
H27年国調 0人 0人 0人 0世帯 0世帯
R2年国調 1,923人 52人 568人 1,405世帯 179世帯
R4.1.1住基 16,208人 1,403人 6,168人 6,773世帯

面積

人口密度

高齢化率

223.14km2 73人/km2 38.06% 県下22位

産業別就業人口

(R2年国調)

第1次産業

第2次産業

第3次産業

(6.2%)
63人
(51.4%)
525人
(42.5%)
434人

 一人当り分配所得(R1年)

−千円 県下−位

選挙

 有権者数(R5.3.1現在)

/6,864人 /7,089人 /13,953人

 議員

(旧)法定上限/26人 条例定数/16人 現員/16人 任期/令和7年4月30日

 衆議院議員選挙区

第4区

沿革

昭28.10.10 合体 浪江町 請戸村 幾世橋村
昭31.5.1 合体 浪江町 大堀村 苅野村 津島村

総合計画等の策定状況

名 称

浪江町復興計画【第三次】
策定年月日 令和3年3月15日
計画期間 令和3年度から令和12年度まで

組織機構

組織機構

一部事務組合等への加入状況

双葉地方広域市町村圏組合

職員数

条例定数/233人
一般行政職員/175人 技能労務職員/0人
教育職員/1人 その他/36人
[企業職員、税務職員、福祉職員、看護・保健職員等のほか、1年を超えて勤務する定数外職員を含む。]

R1 R2 R3 R4
職員総数 198人 205人 208人 208人

財政(普通会計)

(1)決算(千円)

区分 歳入 歳出 形式収支 実質収支
R1決算 38,686,565 36,440,490 2,246,075 1,080,059
R2決算 34,298,757 31,508,289 2,790,468 201,701
R3決算 41,641,011 40,236,501 1,404,510 628,484
区分 実質
単年度収支
積立金現在高 うち
財政調整基金
地方債現在高
R1決算 708,505 41,382,510 3,320,206 2,335,375
R2決算 ▲77,340 33,556,017 4,121,224 2,266,979
R3決算 657,374 42,134,406 4,351,815 2,086,987
区分 翌年度以降債務
負担行為残高
R1決算 1,494,226
R2決算 69,587
R3決算 35,199

(2)指標( )は類似団体(千円・%)

区分 標準財政規模 財政力指数 経常収支比率
R1決算 (2,125,655)
4,854,654
(0.18)
0.41
(85.5)
97.8
R2決算 (2,295,172)
4,967,445
(0.19)
0.38
(84.2)
90.2
R3決算 (2,528,447)
5,475,207
(0.27)
0.39
(78.3)
80.1
区分 健全化判断比率
実質赤字比率 連結実質
赤字比率
実質公債費比率 将来負担比率
R1決算 (7.3)
6.8
R2決算 (7.4)
5.5
R3決算 (6.1)
4.2
区分 資金不足比率
比率 備考(事業名等)
R1決算
R2決算
R3決算

(3)主な歳入( )は構成比(千円・%)

区分 地方税 地方交付税 国庫支出金 県支出金
R1決算 (2.1)
828,213
(18.8)
7,272,678
(35.1)
13,560,260
(6.2)
2,393,847
R2決算 (2.9)
985,919
(20.5)
7,024,173
(18.0)
6,185,526
(12.5)
4,302,985
R3決算 (3.6)
1,482,963
(16.9)
7,047,272
(40.4)
16,807,604
(4.7)
1,964,990
区分 地方債 その他
R1決算 (0.0)
3,400
(37.8)
14,628,167
(100.0)
38,686,565
R2決算 (0.7)
248,667
(45.4)
15,551,487
(100.0)
34,298,757
R3決算 (0.3)
113,600
(34.1)
14,224,582
(100.0)
41,641,011

(4)主な歳出( )は構成比(千円・%)

区分 人件費 物件費 補助費等 扶助費
R1決算 (4.0)
1,454,283
(7.8)
2,835,471
(8.7)
3,169,524
(1.9)
683,422
R2決算 (5.1)
1,607,414
(11.0)
3,479,367
(17.8)
5,607,733
(2.0)
637,016
R3決算 (4.0)
1,615,799
(8.9)
3,594,205
(8.6)
3,466,484
(2.5)
1,010,207
区分 公債費 普通建設事業費 その他
R1決算 (1.1)
416,786
(34.1)
12,409,248
(42.4)
15,471,756
(100.0)
36,440,490
R2決算 (1.1)
330,967
(45.4)
14,292,224
(17.6)
5,553,568
(100.0)
31,508,289
R3決算 (0.8)
301,908
(36.8)
14,824,540
(38.4)
15,423,358
(100.0)
40,236,501

(5)税の徴収率(%)(国民健康保険税除く)


現 年
課税分
滞 納
繰越分
現年課税分のうち
市(町村)民税 固定資産税
R2決算 99.5 56.6 99.2 99.6 99.2
R3決算 99.4 46.4 99.1 99.0 99.8

公共施設整備状況

道路延長 都市公園
面  積
公営住宅等 幼稚園
(認定こども園)
小学校
551,121m 146,110m2 201戸 2園
(1園)
−人
(32人)
1校
27人

中学校 高等学校 短大・大学 老 人
ホーム
公民館
1校
12人
2校
−人
−校
−人
−所 0館

集会施設 診療所 病院 道 路
改良率
道 路
舗装率
26所
4,485m2
9所
4床
1院
79床
32.4% 61.2%

永久橋
比 率
上水道
普及率
下水道
普及率
   
96.4% −% 39.6%    

公営企業(R3決算)

※( )は法適用企業にあっては経常損益、法非適用企業は実質収支(千円)
(法適用)
上水道事業(64,336)
(法非適用)
公共下水道(16,793)、農集排(10,036)、宅地造成(6,039)

主な郷土出身者

荒義尚(元フィリピン全権大使)、桝田隆一(日本画家)、松浦京(元日赤看護婦長)、木場孝信(パリ在住洋画家)、佐々木俊一(作曲家)、原田直之(民謡歌手)、常盤文克(元花王会長)、志賀信夫(放送評論家)

今後の主要課題

(震災関連)
○農林水産業の再興
○新たな産業と雇用の創出
○子育て環境・学校教育・生涯学習環境の充実
○帰還困難区域の再生
○中心市街地の整備
○防災・安全の強化
○ゼロカーボンシティの推進
○健康づくりの推進・医療の充実
○移住・定住の推進
○地域コミュニティ活動の推進
(特色ある施策)
○浪江町復興計画【第三次】に基づく事業の推進
(姉妹都市)
中国江蘇省興化市(友好都市)
米国カリフォルニア州ランカスター市(水素社会の実現に向けたパートナーシップ宣言)

主な立地企業

富士コンピュータ梶A静光産業梶A活齪H、フォーアールエナジー梶A曾澤高圧コンクリート梶A潟oイオマスレジン福島、ふくしまハイドロサプライ梶ALEシステム

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