福島県市町村要覧2023
章

44 玉川村

コード番号 075027 類型 U−1 

所在地/〒963−6392 石川郡玉川村大字小高字中畷9番地
所在地標高/海抜 262.00m
TEL/0247−57−3101
FAX/0247−57−3952
URL/https://www.vill.tamakawa.fukushima.jp
キャッチフレーズ/未来(あす)が輝く村づくり“元気な”たまかわ
花木鳥/山桜 赤松 山鳩
PRキャラクター/山鳩のクックちゃん PRキャラクター

三役、議長・副議長

区分

氏名

任期満了日

村長(1期) 須釡 泰一
(すがま やすいち)
令和9年4月29日
副村長 丹内 一彦
(たんない かずひこ)
令和9年6月30日
議長 須藤 利夫
(すとう としお)
令和6年3月30日
副議長 塩澤 重男
(しおざわ しげお)
令和6年3月30日

概要

(自然条件)
 福島県の南部に位置し、阿武隈山地の西斜面の丘陵地と阿武隈川東岸に開けた平坦地に大別され、温暖な気候と豊かな自然に恵まれた住みよい村である。福島空港の所在地である当村は、交通の利便性に優れた地域として発展しつつある。

(産業・経済)
 農業は、米、野菜を中心に畜産等の複合経営が行われている。近年は、小菊、リンドウなどの花き栽培を推進しており、特産品のさるなし、トマトなどとともに、生産物直売所「こぶしの里」等で販売活動をしている。また、玉川工業団地への立地企業をはじめとする村内企業は、空港や道路環境の整備による交通の利便性を生かし、雇用面からも地域活性化が図られている。さらに、あぶくま高原道路などの高速交通ネットワークが整備され、ますますの発展が期待される。加えて、令和2年3月に閉校した旧須釜中学校を活用した「すがまプラザ交流センター」を複合型拠点施設として、オフィススペースやコワーキングスペース等を備え「新たな人の流れ」の創出を行っている。

(観光・文化)
 芭蕉の「奥の細道」ゆかりの地、乙字ヶ滝は「五月雨の滝降りうつむ水かさ哉」の句碑と共に桜の名所でも知られている。また、福島空港公園を訪れる家族連れや観光客も年々多くなってきており、地元特産品を目当てに訪れる方も増加している。また、村では観光交流施設「森の駅yodge(ヨッジ)」を中心とした体験型の観光や「日本一自転車が好きな村」を目指しサイクルビレッジたまかわ事業等を通じスポーツに親しめる村づくりを推進している。
 文化面では、国重要文化財指定の「石造五輪塔」、「東福寺舎利石塔」や県重要文化財指定の「宮ノ前古墳」など文化財も豊富で、古墳や遺跡も数多い。

(伝統行事・伝統芸能)
 県無形重要文化財指定・福島遺産百選認定の「南須釜念仏踊り」は、毎年4月3日と8月14日に艶やかな衣装を身につけた少女たちによって踊られる。また、8月13日に「玉川夏まつり・花火大会」が開催される。

(特産品)
 米、トマト、きゅうり、いんげん、さやえんどう、なす、大豆、さるなし、いちじく、ぎんなん、ブルーベリー、小菊、リンドウ


R5年度重点事業

(震災以外)
○子ども子育て支援事業

321百万円
○社会資本整備総合交付金事業
108百万円
○地域おこし協力隊事業
80百万円
○地方創生関連事業
54百万円
○通学路緊急対策事業
45百万円
○脱炭素化推進事業
32百万円
○遊水地対策事業
23百万円
○子育て支援アプリ利用環境整備事業
15百万円
○福島空港開港30周年記念「村民の翼」事業
12百万円
(震災関連)
○森林再生事業

71百万円

主な地域開発区域指定状況

辺地・農産

人口・世帯数

区分

人口

うち15歳
未満人口

うち65歳以上
高齢者人口

世帯数

うち高齢者
単身世帯数

H17年国調 7,602人 1,184人 1,631人 1,944世帯 74世帯
H22年国調 7,231人 1,036人 1,695人 1,923世帯 82世帯
H27年国調 6,777人 894人 1,819人 1,974世帯 111世帯
R2年国調 6,392人 795人 2,024人 1,980世帯 154世帯
R4.1.1住基 6,421人 752人 2,092人 2,189世帯

面積

人口密度

高齢化率

46.67km2 138人/km2 32.58% 県下44位

産業別就業人口

(R2年国調)

第1次産業

第2次産業

第3次産業

(14.1%)
471人
(40.4%)
1,347人
(45.5%)
1,517人

 一人当り分配所得(R1年)

2,644千円 県下26位

選挙

 有権者数(R5.3.1現在)

/2,676人 /2,691人 /5,367人

 議員

(旧)法定上限/18人 条例定数/12人 現員/12人 任期/令和6年3月30日

 衆議院議員選挙区

第2区

沿革

昭30.3.31合体 泉村、須釜村

総合計画等の策定状況

名 称

第6次玉川村振興計画
策定年月日 平成28年3月15日
計画期間 平成28年度から令和7年度まで

組織機構

組織機構

一部事務組合等への加入状況

公立岩瀬病院企業団
須賀川地方広域消防組合
石川地方生活環境施設組合

職員数

条例定数/92人
一般行政職員/49人 技能労務職員/0人
教育職員/3人 その他/22人
[企業職員、税務職員、福祉職員、看護・保健職員等のほか、1年を超えて勤務する定数外職員を含む。]

R1 R2 R3 R4
職員総数 68人 69人 69人 70人

財政(普通会計)

(1)決算(千円)

区分 歳入 歳出 形式収支 実質収支
R1決算 5,062,804 4,219,423 843,381 212,142
R2決算 7,114,892 6,743,955 370,937 336,743
R3決算 5,050,224 4,767,841 282,383 259,081
区分 実質
単年度収支
積立金現在高 うち
財政調整基金
地方債現在高
R1決算 132,690 1,383,353 573,477 3,110,256
R2決算 234,017 1,470,556 682,893 3,284,827
R3決算 90,798 1,910,281 851,353 3,362,897
区分 翌年度以降債務
負担行為残高
R1決算 26,405
R2決算 18,950
R3決算 12,567

(2)指標( )は類似団体(千円・%)

区分 標準財政規模 財政力指数 経常収支比率
R1決算 (3,666,152)
2,232,229
(0.28)
0.40
(88.1)
94.2
R2決算 (3,982,328)
2,365,739
(0.28)
0.40
(87.2)
87.6
R3決算 (3,512,749)
2,553,139
(0.35)
0.37
(82.5)
87.0
区分 健全化判断比率
実質赤字比率 連結実質
赤字比率
実質公債費比率 将来負担比率
R1決算 (8.6)
11.2
50.4
R2決算 (8.9)
10.8
36.8
R3決算 (8.0)
11.1
11.9
区分 資金不足比率
比率 備考(事業名等)
R1決算
R2決算
R3決算

(3)主な歳入( )は構成比(千円・%)

区分 地方税 地方交付税 国庫支出金 県支出金
R1決算 (14.7)
743,291
(47.2)
2,391,995
(7.7)
388,451
(7.8)
393,735
R2決算 (10.2)
728,408
(28.2)
2,004,196
(24.4)
1,734,407
(11.3)
802,791
R3決算 (14.0)
707,503
(37.4)
1,890,422
(16.8)
847,807
(6.6)
333,757
区分 地方債 その他
R1決算 (5.0)
251,162
(17.6)
894,170
(100.0)
5,062,804
R2決算 (7.4)
526,608
(18.5)
1,318,482
(100.0)
7,114,892
R3決算 (8.7)
440,364
(16.5)
830,371
(100.0)
5,050,224

(4)主な歳出( )は構成比(千円・%)

区分 人件費 物件費 補助費等 扶助費
R1決算 (13.2)
557,482
(19.1)
804,693
(16.2)
684,426
(11.8)
496,498
R2決算 (9.5)
643,652
(13.1)
880,387
(31.5)
2,126,187
(7.0)
470,587
R3決算 (14.1)
674,002
(15.8)
753,014
(15.1)
722,108
(12.5)
596,499
区分 公債費 普通建設事業費 その他
R1決算 (8.9)
373,805
(10.5)
441,653
(20.3)
860,866
(100.0)
4,219,423
R2決算 (5.4)
365,965
(21.2)
1,427,233
(12.3)
829,944
(100.0)
6,743,955
R3決算 (7.8)
373,559
(12.3)
586,191
(22.4)
1,062,468
(100.0)
4,767,841

(5)税の徴収率(%)(国民健康保険税除く)


現 年
課税分
滞 納
繰越分
現年課税分のうち
市(町村)民税 固定資産税
R2決算 98.4 31.2 95.9 98.9 97.7
R3決算 99.0 40.1 96.6 99.2 98.7

公共施設整備状況

道路延長 都市公園
面  積
公営住宅等 幼稚園
(認定こども園)
小学校
195,138m 129,740m2 188戸 −園
(1園)
−人
(203人)
2校
296人

中学校 高等学校 短大・大学 老 人
ホーム
公民館
1校
181人
−校
−人
−校
−人
−所 1館

集会施設 診療所 病院 道 路
改良率
道 路
舗装率
10所
1,800m2
7所
0床
0院
0床
75.2% 82.0%

永久橋
比 率
上水道
普及率
下水道
普及率
   
100.0% 84.2% 42.3%    

公営企業(R3決算)

※( )は法適用企業にあっては経常損益、法非適用企業は実質収支(千円)
(法適用)
上水道事業(5,825)
(法非適用)
農集排(9,448)

主な郷土出身者

(故)瀬谷藤吉(元日本コロンビア社長)、(故)広川弘禅(元農林大臣)、(故)熊田藤作(画家)

今後の主要課題

(震災以外)
○皆で支えあう福祉の村づくり
○環境にやさしい安全・便利な村づくり
○活力のある村づくり
○人を育む村づくり
○交流と協働の村づくり
(特色ある施策)
○子育て支援事業
○健康づくり推進事業
○定住促進事業
○農業振興事業
○学力向上支援事業
(姉妹都市)
中華民国鹿谷郷

主な立地企業

東京精工梶A福島双羽電機梶A林精器製造葛ハ川工場、兜ミ山ゴム福島工場、概BK福島工場、中根精工梶A潟Gバタ製作所、兜沒エンヤ、潟Eェーブ21ボートピア玉川事業所、牛イ藤製作所

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