1)主要地方道霊山・松川線「逢隈橋」の橋梁整備
主要地方道霊山・松川線は、霊山町地内国道115号から川俣町、飯野町を経て福島市松川地内において国道4号に接続する路線であり、重要な幹線道路である。
本路線は、飯野町地内において国道4号に接続する路線であり、交差地点に架かる「逢隈橋」は、幅員狭隘のため橋上での大型車両の交換が難しく、さらには県道福島・飯野線が重用しているため自動車交通量が激増し、著しく危険な状況にあるので、早期に整備を図られるよう強く要望する。
2)主要地方道浪江・国見線「伊達崎橋」の橋梁整備
主要地方道浪江・国見線は、国見町・桑折町・保原町・梁川町及び霊山町を結ぶ伊達北部の重要な幹線道路である。
しかしながら、阿武隈川に架かる「伊達崎橋」は、幅員狭隘のため車両交差が難しく甚だ危険な状況にあるので、早期に整備を図られるよう強く要望する。
3)主要地方道喜多方・西会津線「慶徳峠」の改良整備促進
主要地方道喜多方・西会津線は、会津西北部と喜多方市を結ぶ広域的な幹線道路であり、通勤・買い物等日常生活において極めて重要な路線である。
しかしながら、喜多方市慶徳地内から山都町最明寺地内の慶徳峠は、旧道の拡幅工事がなされたままの急カーブ、急勾配であり、通行上非常に危険な状況にあり、特に冬期間は、四輪駆動車でないと通行が困難な状況であり、日常生活に著しく支障をきたしている状況であるので、早急に改良整備を図られるよう強く要望する。
4)主要地方道黒磯・棚倉線の改良整備促進
主要地方道黒磯・棚倉線は、栃木県東部と東白川地方を結び、21世紀FIT構想による地域開発、また、栃木県から福島空港へ通ずる最短となる重要な路 線であるので早急に改良整備を図られるよう強く要望する。
5)福島空港アクセス道路の整備
福島空港は、本県の空の玄関となるばかりでなく、今後、首都圏第三空港の位置付けがなされ、さらに将来は国際空港へと期待されているところである。
ついては、福島空港の利便性の向上と空港のインパクトを最大限に活用し、周辺市町村がなお一層の振興を期するため、空港アクセス道路として下記路線の整備を図られるよう強く要望する。
○主要地方道棚倉・矢吹線
○主要地方道矢吹・小野線
○一般県道石川・矢吹線
6)主要地方道郡山・大越線の改良整備促進
主要地方道郡山・大越線の大越町川向地内及び船引町芦沢地内は、狭隘でカーブも多く、激増する交通需要への対応が困難な状況にあるので、早急に改良整備を図られるよう強く要望する。
7)主要地方道須賀川・三春線の改良整備促進
主要地方道須賀川・三春線の鷹巣地区はカーブが多い上、交通量も増大し、事故も多発していることからも、通学児童等歩行者の安全確保を図ることが急務となっている。
ついては、現在、緊急に改良を要する箇所(延長350m)について、早急に改良整備を図られるよう強く要望する。
8)主要地方道小野・富岡線の改良整備促進
主要地方道小野・富岡線は、小野インターチェンジより浜通りを結ぶ重要な路線であるが、狭隘で屈曲しており、交通に支障を来たしている状況にであり、また、通学路にも指定されていることからも、早急に改良整備を図られるよう強く要望する。
9)県道石筵・本宮線の整備促進
県道石筵・本宮線は、郡山市石筵地区を起点に大玉村を経由し、本宮町に至る広域幹線県道であり、安達地方南部の東西軸幹線道路として、重要な路線である。
ついては、早期の全線開通に向けた事業展開を促進されるとともに、特に大玉村玉井地区については、幅員狭隘の上、屈曲が甚だしく、大型車両の通行が困難な状況であり、加えて年々通過車両も増加し、交通事故等の発生が危惧されていることからも早急に改良整備を図られるよう強く要望する。
10)県道安達停車場線交差点改良及び拡幅改良
県道安達停車場線は、JR安達駅と県道福島安達線(旧国道4号)を結ぶ重要な路線であり、路線沿いには、安達町役場や製造工場等があるほか、安達町が造成分譲を行った住宅団地が隣接している。
また、JR安達町駅を利用する周辺市町村住民や地元幼稚園、小中学校の通勤通学路となっていることから、朝夕は、大変混雑する路線である。
ついては、未改良の八軒交差点部分と濡石橋からJR安達町駅までの約450m区間の拡幅改良について、早急に整備が図られるよう強く要望する。
11)県道広野・小高線(浜街道)の整備促進
県道広野・小高線は、相双地方の海岸線を結ぶ広域的な観光開発及び生活安全道路として欠くことのできない極めて重要な路線である。
相双地方は、全国有数の電源供給基地として、これまで国の経済発展に大きく寄与してきたところであるが、高速交通体系から大幅に立ち遅れており、唯一の基幹道路である国道6号の現状は、年々増加する交通量により朝夕の渋滞が著しく、地域住民の生活にも支障を来たし、緊急時の対応についても懸念されている実情である。
ついては、本路線の整備は、地域振興のみならず国道6号のバイパスとしても必要不可欠であるので、現在の整備工区に核燃料税等を重点投入し、一日も早く全工区を着工整備されるよう強く要望する。