下記国道の早期改良整備促進について強く要望する。
記
1)国道4号の拡幅改良事業の促進
国道4号は、東北地方の交通の大動脈であるが、沿線地域の発展等に伴い、慢性的な交通渋滞に陥っていることから、下記区間の拡幅改良事業(四車線 化)の促進を図られるよう強く要望する。
○桑折町〜国見町石母田地区間
○白河〜矢吹間
2)国道49号の拡幅整備促進
国道49号は、磐越自動車道と一体となって広域道路網の骨格をなし、会津フレッシュリゾート構想をはじめとする会津地方の発展を支える重要な幹線道路 であるが、近年の交通量の増大は、交通渋滞を恒常化させ、特に観光シーズン・スキーシーズンの交通渋滞は極限に達し、観光客の不評を買っている現状で あり、会津の観光開発にとっては、由々しい問題となっている。
よって、全区間四車線に拡幅整備促進を図られるよう強く要望する。
3)国道118号の改良整備促進
国道118号は、北関東と県中地方市町村、南会津地方町村を結ぶ重要な路線であり、地域産業、経済、文化、観光等の振興、更に福島空港へのアクセス道 路としても重要な路線である。
よって、下記事項について早急に改良整備促進を図られるよう強く要望する。
○新ルート調査(矢祭町・塙町・棚倉町)
○鳳坂峠のトンネル工事の早期着工
○松塚バイパスの整備促進
○長沼・江花地内の整備促進
4)国道252号の改良整備促進
国道252号は、新潟県柏崎市から会津若松市に至る、日本海側と会津を結ぶ重要な路線である。
よって、下記事項について早急に改良整備促進を図られるよう強く要望する。
○地域連携強化道路(高規格化)の実現
○金山町本名地区、滝地区並びに上田地区の改良整備
○金山町横田地内の二本木橋の架替
○柳津〜六十里越の防雪工事の促進
○六十里越の早期除雪体制の確立と交通安全施設の整備
5)国道288号の改良整備促進
国道288号は、県中央部と浜通り地方を結ぶ産業振興上極めて重要な幹線道路であるので、下記事項について早急に改良整備促進を図られるよう強く要望する。
○三春西バイパスの早期完成
○富久山バイパスの建設促進
○船引バイパスの早期完成と沿線地域の活性化及び交流拠点となる「道の駅」の早期整備
○都路村戸屋稚気の改良整備
○常葉町西向地区田中地内の改良整備及び真城地内の歩道整備
6)国道289号の改良整備促進
国道289号は、新潟県新潟市からいわき市を結ぶ、重要な路線であるので、下記事項についてそ早急に改良整備促進を図られるよう強く要望する。
○塙町常世北野地区のバイパス建設
○鮫川村西野沢地区のバイパス建設
○棚倉・白河間の改良整備促進
○甲子トンネル(国直轄事業)の整備促進
○八十里越道路の交通不能区間の早急な改良整備促進
7)国道294号の改良整備促進
国道294号は、千葉県柏崎市を起点に栃木県真岡市を経て、本県の白河市、大信村を通り会津若松市の国道49号に接続する極めて重要な路線であるので、下記事項について早急に改良整備促進を図られるよう強く要望する。
○白河バイパスの事業促進
○増見工区(大信村)の事業促進
8)国道349号の改良整備促進
国道349号は、茨城県と宮城県を結ぶ阿武隈山系を縦断する路線であり、沿線市町村の発展はもとより阿武隈地域総合開発、21世紀FIT構想等を推進するためにも極めて重要な幹線道路であるので、下記事項について早急に改良整備促進を図られるよう強く要望する。
○茨城県境から矢祭町小田川地区までの拡幅改良整備
○鮫川村新宿地内のバイパス事業促進
○船引門沢地区門沢新舘地内の線形改良整備
○船引町瀬川地区門鹿松地内の改良整備
9)国道399号の改良整備促進
国道399号は、いわき市と山形県南陽市を結ぶ路線であり、沿線市町村の発展に重要な役割りを果たしている幹線道路であるので、下記事項について早急に改良整備促進を図られるよう強く要望する。
○都路村掛札地区の改良整備
○都路村春日前地区の改良整備
○都路村舘腰地区の歩道整備
10)国道400号の改良整備促進
国道400号は、両沼整備町村と関東経済圏を最短距離で結ぶ路線であり、両沼地方発展に不可欠な重要な路線である。
舟鼻峠は、本路線中最大の難所であり名立たる豪雪地帯のため、特に冬期間は交通の途絶が余儀なくされ、地域の発展を阻害し過疎化進行の要因となっている。
ついては、田島ダム関連国道改築工事田島2工区の工事促進と国道改築事業未採択区間の早期採択、早期着工を図られ、舟鼻峠全体の改良整備が図られるよう強く要望する。
11)国道401号博士峠のトンネル化促進
国道401号は、国道121号と国道252号の中間にあって、会津の中核都市会津若松市と奥会津中部地方、さらには群馬県とを最短距離で結ぶ重要な路線であるが、博士峠は名立たる豪雪地帯のため、特に冬期間は交通の途絶が余儀なくされ、地域発展を著しく阻害し過疎化進行の要因ともなっている。
ついては、博士峠の早期トンネル化を図られるよう強く要望する。